いまいま

トビタテ4期生/国際ボランティア/フィリピン🇵🇭/セブ島/JICAベトナム研修/東日本被災地応援実行委員/小学校の教師になりたい私の日記です📖✍

8/1 ❶児童保護局

ODAサイト視察

今日は児童保護施設に訪れました。

 

人身取引が

起こる前・起こった後のホットラインを

電話で受け付けている

 

24時間体制

シフト制

6:00~14:00 

14:00~22:00 

22:00~6:00

5人で対応(深夜は2人)

 

ハノイ15人のスタッフ

ダナン5人 アンザシ5人 

 

朝7時から夜7時

それ以外はハノイで対応!

 

全国から電話が受けられるように

技術を教える。

 

人身取引 売春・労働の目的がメイン

外国人と結婚(台湾・ヨーロッパに派生)

妊娠・内臓とられる。

 

70% 中国と接する国境でよくある。

国内であるより国外からの影響も多い。

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 児童保護局

(人身取引対策ホットライン)

ベトナムでは経済発展が進む一方で

地方と都市での格差が拡大しており

国内外の人の移動が活発化するのに伴い

人身取引被害が深刻化しています。

被害者数を男女別にみると

女性が圧倒的に多く、

年間200~300人の間を推移しています。

これらの人身取引に係る犯罪に関しては

詳細なケース(強制労働、売春、臓器売買)や

国内外の区別は公表されていませんが

背景にある要因として

国内の就業機会の不足、

詐欺的な海外労働斡旋、

近隣(主に中国)での男女比較の不均衡による

国際結婚における詐欺、

SNSを巧に活用した若い女性の誘拐等が指摘されています。

この状況に対しJICAは

ベトナム国被害者支援及び

カウンセリングのための

人身取引対策ホットライン

運営強化プロジェクト」を開始しました。

※JICA研修資料より

 

 

保護局ではコールセンターの施設を

見学したり対策動画をみました。

 

被害者支援及び

カウンセリングのための

人身取引対策ホットライン

(世間に知られていない)

運営強化プロジェクト.

 

児童虐待・人身取引された児童を

対象として支援している。

 

被害者の情報を整理。

 

児童のカウンセリング

→JICAの支援が今でもある。

 

人身取引とは?

→弱い立場にある人達を

 

・搾取する目的

 ・暴力・誘拐・脅迫

 

もともと海外に働きにいく

つもりがパスポートをとられ

帰られなくなったり

 

聞いていた給料がもらえない

・低給料

 

・おもちゃで女の子を誘拐

 

カップルで誘拐

 

人を輸送すること。

 

Q1.1日でどれくらいの

ホットラインがかかってくるか?

1か月200件レファラル.

1か月2500件児童保護の電話。

 

Q2.通話料は?

無料。

 

 

Q3.知名度をあげるための

活動の仕方は?(動画以外の)

少数民族が居てベトナム語が通じないので

少数民族のためのボランティアがいて

研修を受けてもらったりする。

 

Q4.動画はCM?

少数民族の言語でビデオをつくる。

ラジオ・テレビ・チラシで宣伝。

9割くらいの人が携帯をもっている.

50%以上の人がスマホをもっている.

だから動画が多い。

 

Q5.本人から電話することで

危険はないですか?

本人からの電話は少ない。

SNSを通して連絡がくることが多い。

本人の家族からの連絡がだいたい。

 …その時、安全マニュアル対策も

一緒に教える。

 本人には、逃げられるようなら

安心な場所を紹介する。

 

助けるためには

正確な場所を知る必要があるため、

場所を特定するための

写真をとってもらうようにする。

 

例えばfacebook

位置情報を警察に送るなど。

 

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受け取った情報を

データベースにのこす。

詳細なマニュアルにとって

様々な対策をとる。

 

チームで話し合いリーダーが

具体的な行動を決める。

色んな施設に協力をお願いする。

 

被害者の相談内容を確認

公安に情報共有

女性連合へ連絡

(地元の女の人のつながり)

 

 

コールセンターの従業員は

幅広い分野で知識がないといけない。

 

救済までに

被害者本人からの連絡で

数日間で助けることもできるが、

家族からの連絡で

1年以上かかる場合もある。

 

ベトナムでは小さな決定でも

なかなか行動できない。

リーダーがきめないと動けない。

 

ベトナムは目的地というより

中間地点。

 

外国人からの電話を

ベトナムで受けたことはない。

 

カンボジアラオスの人が

ベトナムを中間地点にして、

人身取引を中国ですることが多い。

 

ベトナムにもたくさんの課題がある。

このコールセンターも

JICAの支援があってのもの?

 

また国同士

人身取引されていることもあるので

国際的な視野をもって

対策するべきと考えている。

 

日本で働いているベトナム人

被害者かもしれないから、

存在を広めて欲しいと言っていた。

 

労働省の主催

年に2回、子どもが集まり

子どもからの提案

意見を聞くときがあるらしい。

 

※メモ※

ベトナム人は残業なしで帰る

→家族を愛してるんだな。