8/7 ① 元鹿折地区の方々と交流
ホテル朝食 景色良すぎる😋
白ご飯も「ふわふわ・もちもち」!
海の幸 朝食バイキング
トウホクのご飯
なんでこんなに美味しんやろう🥰
食べることが好きな私にとって
トウホクのご飯が素敵すぎる🤣
もうこのご飯が食べられないなんて
帰りたくないよー🤭💓
そして元鹿折地区の方々との
交流へ向かいました。
※公害公営住宅…
被災した方のための
マンションや家のこと。
満員。
年齢層が高い。(65歳以上が6割)
年齢層が高い理由
→年金だけだと
生活するので精一杯で
新たに家を建てられない。
貴重なお話しを聞かせてもらいました。
3.11の時について
・津波がもりあがって迫ってくるとき
音はしなかった。ひいて行くときに
滝のような音がした。
・津波は一回じゃない。
何回も渦を巻いて、
飲み込んでは引いていく。
・どっちに逃げたらいいのか、
自分で判断しなければならなかった。
・泥だらけで、津波に1日流され
やっと救助されたが、
丸1日意識が戻らなかった。
・逃げるとき車は渋滞して
足止めをくらう人が多かった。
・バスケのドリブルと同じくらい
トラックがはねていた。
Q地震に備えることはありますか?
Q被災して考えや価値観は変わりましたか?
Q大震災を経験し今一番伝えたいことは?
●他人を助ける余裕はない
自分を守る!
助けに戻った人でその途中「津波」に遭い
亡くなった人がたくさんいたから
だから、自分の身は自分で守る
「戻らない!」
●子どもを心配して
迎えに行こうとした親が
津波に遭った
子どもは既に避難している場合が多い
相手も避難していることを祈る!
●戻ったらダメ、絶対に!
避難所に一度到着したけど
忘れ物をした・扉を閉め忘れたと、
引き返した人は
津波に遭って戻ってこなかった
●地震がきて大丈夫だと思わない!
どこでもいいから、とりあえず逃げる
●地震がおきたら絶対逃げる!
今ではちょっとの事でも逃げる
Q東京オリンピックについて?
・オリンピックと聞いてもパッとしない
・今は自分の生活で精一杯
・オリンピックのチケットもとれない
・気仙沼近くの地元で
オリンピックの試合が2回
開催されるが、
どちらも日本戦ではない。
海外の人がチケットをとるので、
地元の人はチケットがとれない
Q復興したといえるのは
どのような状態になった時ですか?
・自分が思う復興は、自分で家が建てられて、生活も安定すること。
でもお金が足りない。
Q震災から8年経ちましたが
どうですか?
・8年は短かった。
あっという間に過ぎた。
・10年で工事や復興の支援が締めくくりとなる
→あと2年しかないのに復興の
スピードがどんどん落ちている。
10年でも足りない。
Q国からどのくらい
支援があったのですか?
・ひと家庭に200万円の支援があったが、
すぐになくなってしまう
Q気仙沼の漁業は?
・漁業も下り坂
・気仙沼は漁業の町だと
言われていたが、
今は魚を買ってもらえる人が
少なくなった
「日本は海に囲まれてるからね、
どこでも魚は買えるんだよ」
・人口減少が問題だと思う
(でも、自分の子どもが
東京や仙台へ移って
よかったと思う
理由は、もしまた津波が来ても
心配ないから)
Q現在 漁師をされているんですか?
定年だからしてない。
仲間には津波で船を失い、
職業を失った人がたくさんいる。
今は年金生活。
どこに泊まっているの?
逆に質問された。
→気仙沼プラザホテルと伝えると
あーそうか。前は観光客が
ホテルに来てくれていたが
今はずいぶん減った。
その人たちに
戻ってもらうのはとても難しい
・人がいないところに店も建たない
・今はスナックが多い
→ストレスを溜めてる人が多いから
ダンプカーの運転手が
ストレスを解消しにいく
・避難してから自殺する人もいた
貴重な体験を語って頂きました。
私たちはお礼に
讃美歌 405番 『神ともにいまして』を
歌いました。