8/18⑨CICC
その後
私が持ってきたスケッチブックを
見せて日本を紹介した。
みんな寄って来て
興味を持ってもらえたと思う。
男の子がポーズをとっていたので
写真を撮ったら
「money money please!」と
手を出された。
「Sorry,」と言って目をそらした。
大丈夫だったけど一瞬ドキッとした。
また女の人が
私のしてる腕時計を指して
「I don't know..」といいなが
空を見上げたので
「time?」と聞いたら
「Yes」と言って
時計が欲しい「please!」と
お願いされた。
びっくりした。
でも「Sorry,」だけ言って
目を合わせないで他の人に声を掛けた。
するともう大丈夫だった。
やっぱりこーゆーのは慣れない
日本にはない緊張感がある。
良いところもあれば、
少し怖い部分もある。
それが現実だと思った。